#156 上村康太

昼食会156回目。上村康太(うえむらこうた)とランチしてきました。

Chushokukai of the 156th times. I have done lunch with Kota Uemura.

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彼は、ソーシャルランチというサービスを運営するシンクランチ株式会社の副社長です。

ソーシャルランチのサービスをリリースしてからすぐに、同い年で昼つながりということで、facebook上でメッセージのやり取りをしていました。

そこからしばらく経ち、とある会で偶然出会い、この日の昼食会につながります。

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一番ソーシャルランチしにくいところ

最近は、ランチミーティングめっちゃ多いわ。 アポとってくる人が気をつかってくれるのかわからんけど、 じゃあランチでもと。

 ソーシャルランチだけに?

そうやな、まあ全く問題はないんやけど。(笑)」

けっこう外部の人と会うことは多い?

多いね。取材とかはオフィスが多いけど。 ラフなときはランチでとかが多い。 あとはまあもとから知ってる人との情報交換とか。
もともと一番はじめにオフィスがあったのが KDDIの泉ガーデンタワーで六本木一丁目にあるんやけど、 そこって周りに何もなくて陸の孤島みたいなところで(笑) そもそも自分たちがサービスを体験しなあかんねけど、 でも一番ソーシャルランチしにくいところに オフィスを構えているという。
弁当屋さんがすごい栄えているところで。 破格の298円とかやで。

懐は助かるけど、みたいな?

そうそう。( >>ソーシャルランチ )

サービスローンチをしたときのこと

最初のオフィスを構えたのは、そのときは二人だった?

そう、二人で。 まあ、インキュベーションの中に入ってたんで。 全部で5社いて。KDDIのコンテンツ事業部っていうのがあって、 その中の一室をシェアオフィスみたいなかたちで。

最初サービスをローンチしたときはどんな感じだった?

ずっと大変やった(笑) 切迫感みたいな やばいやばいみたいな 休んでる場合じゃない感じ。 あんまり長時間労働賛成派ではないんやけど、 とはいえせざるをえないというのを ある意味本気ではじめて体感したっていう。
そもそも5月にテスト版として出してて そのときは事前に予約しとかなあかん仕組みやったから、 かなりアクティブにしないとあかんのでこれはまずいと。 3ヶ月かけてつくりなおして10月に再度リリースした。 そこからは大きくは変わってないね。

テスト版リリースしたときは まだ直接関わってなかったんだよね。 5月のときはどうみてた?

5月9日の23時くらいに出て、 友達がこんなん出しましたーってツイッターで書いたら それまで100人くらいしかフォロワーいなかったのに ものすごいRTされて、次々にRTされていく様子をみて なんじゃこりゃーってなった。
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そっからスタートして その日にランチが3件成立して おれも9日に登録してたんで そのときはじめてソーシャルランチができて すげえと思った。こんなんほんまに成立すんねやと思って。 それでそのあくる日から、なんか手伝うわって。

ペアの裏に隠された思い

なんでソーシャルランチはペア制にしてるの?

一つきっかけになったのが 渋谷の方で会社やってる知り合いが 同僚といつも同じ飯やに行くと 大体いつもいる同じ二人組がいたりする なんとかそういう人と知り合えたらいいよねといっていた。
そういうのを聞いてへえと思ってたんやけど、 あとからなるほどと思うようになって。 1対1だと、その人が明らかにすごい人じゃないと なかなか申請しづらい。 例えばいまやってるプレミアムランチはそう。 具体的に何をやっている人なのかが 見えている状態で申し込むから 1人でも申請しやすいかたちになってる。
2人の場合、同僚とかのペアも多いから、 その人そのものよりも、 その会社の人に会うっていう感じにもなる。 そうすれば、興味ある会社なんてあるやん。 それだと会いやすいかなあと。
この日のお店ははいさいキッチン。代官山駅から徒歩5分ほどの、沖縄料理×フレンチのカフェ。

この日のお店ははいさいキッチン。代官山駅から徒歩5分ほどの、沖縄料理×フレンチのカフェ。

あと、テスト版の時にペア組めるぜっていうオプションを つけてたらそれの使用率がけっこう高くて なるほどねって思った。 だったらいっそそれに限定しちゃえば 特殊感が出ていいんちゃうかみたいな そのときはよう思い切ったなって感じやったけど」

サービスの成長速度とユーザーの利用速度

一日一件のペアの提案はけっこうわかりやすくて 他のサービスだと、会える人が一覧表示されてたりする。 それは、そのサービスが持っている"在庫"が全部見えてしまう
例えば、リストが見えてれば facebookで直接メッセージ送ることもできちゃうから サービスを使わなくも成り立ってしまう。 リストが見えてなければ、リストを見せることが 課金ポイントにもなるんやないかというところ。

有料課金の中にリストを観るみたいな機能あったっけ?

いや、直接みるみたいなのはないけど、 具体的にどういう業種、年齢を出してほしいとかをみれる。 使う側からすると、もちろん自分がこれという人に 最短で会えることがいいんやけど、 毎日参加してると大体全員に会っちゃう。 そうすると僕らのサービスの成長と ユーザーのスピードがあわなくて飽きちゃう
じゃあやっぱり進めるスピードに限度をつけるようにしようと。 一覧にしてるとガッツある人が全員に会うことは簡単になってしまう。 そうすると継続につながらないので。」

なるほどね。

受け身で使えるサービス

なんで、昼食会やってるん?て聞かれへん? でもさ、なんでって言われてもな けっこう同じような感覚を持ってると思うんやけど、 面白い人と話しをすること自体に価値があると思ってるけど、 そういう風に思わない人も多い。
根本的には、とにかく受け身で使えるサービスにしようというところがあって サービスの多くは、自分でとりにいかんといけんけど。 届いたら開くし、ソーシャルランチの提案だから申請してみるし そこにちょっとした運命性がある。 向こうからのお誘いきたし、行くかとなる。
ペアになっているのもそれが理由もある ペアのやつに誘われたからいくか〜みたいな。 人間ってけっこうそういうところある。

ふむふむ。

ネットで出会うことがどえらいもん

関西から東京に出てきたら 全く知り合いがいないと。 会社の同期の人数も少ないし 東京の大学出身の動機とかは後輩もいれば地元の友だちもいるしみたいな これはなんとかせなあかんなと。
IT業界の09年度新卒を集める会があって それに1回目から参加して ちょっと知り合いの輪が広がってきて、 もう一つ、ハチロク世代の飲み会をツイッターで見つけて どないなもんかなと。こわいもんみたさでいってみようかと。 で突っ込んでみた。その突っ込んだときが一番衝撃やった。 あれ?意外とふつうやぞみたいな
冷静に考えたらそんなことないけど、 ネットで出会うってこと自体がどえらいもんみたいなイメージがあった。 超ふつうやった。いわゆる普通の同世代の飲み会。 あれ〜、意外と楽しんじゃったなみたいな
そこからがらっと考え方が変わった。 その経験がなかったら、いまの社長がサービスをつくったときに 面白いと思えたかどうかはわからへんね。」

<昼食会 #156 終わり>

※今回から、昼食会の会話を一部書き起こすことにしました